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奥野 健二; 工藤 博司
Journal of Nuclear Materials, 138, p.31 - 35, 1986/00
被引用回数:63 パーセンタイル:97.95(Materials Science, Multidisciplinary)中性子照射した酸化リチウム中に生成するトリチウムは、T,TおよびT状態で存在することが判明した。それらの初期存在量は、それぞれ、67-77%,23-31%および2%であった。一方、酸化リチウム中の熱的にドープされたトリチウムの存在状態は、Tであった。このことから、中性子照射した酸化リチウムにおけるTの存在は、照射によって生成する結晶欠陥に起因するものと考えられる。中性子照射した酸化リチウムを570K以上に加熱すると、ほとんどすべてのTは、最終的にT状態へと変化した。このTからTへの変化過程において、Li(n,)T反応で生成する結晶欠陥であるF中心の消滅が重要な役割を果たしていることが明らかとなった。